エモーションフリーを受ける心構え
●共感ではなく、主観のセラピー。共依存ではなく、自立のセラピー。
話を聞いて欲しい、自分の今の辛い気持ちを理解して欲しい、わかって欲しいなど、共感によって承認欲求を満たすセラピーではありません。
ご本人でも自覚していない領域、自分でもどうすることもできない領域に対して、セラピストがアプローチしていきます。
●身体感覚が分からない人
人は、五感を使って、反応しています。
その五感を無意識に抑圧することで、ひとまず生きることに適応している人がいます。
その場合、五感を感じる事が拒絶されているので、五感・反応を正しく感じることができません。
そうすると、五感ではなく、思考で判断することにより、思考と五感(気持ち、感情)で分離が起き、自分の中で自己矛盾、自己不一致が起きてきます。
感じていることと考えていることが違うということです。
セラピーでは、身体感覚を使用して進めていきます。
五感・反応を抑圧している人は、まず感じることから、感じる事を許すことから始めましょう。
人は、五感を使って、反応しています。
その五感を無意識に抑圧することで、ひとまず生きることに適応している人がいます。
その場合、五感を感じる事が拒絶されているので、五感・反応を正しく感じることができません。
そうすると、五感ではなく、思考で判断することにより、思考と五感(気持ち、感情)で分離が起き、自分の中で自己矛盾、自己不一致が起きてきます。
感じていることと考えていることが違うということです。
セラピーでは、身体感覚を使用して進めていきます。
五感・反応を抑圧している人は、まず感じることから、感じる事を許すことから始めましょう。
●自分は変われない人(変わろうとしない人)
「自分は、今まで何をやっても変わることができなかった、これから何をしても変わることはない・・・」と変わらないことを無意識に探している人がいます。
また、無意識に変わらないことを無意識に決めている人がいます。
セラピーをしたとしても「やはり変われなかったでしょう」という言葉を言って、安心したかったりします。
変わることが怖いからです。
そこに変わらないことによってのメリットがあるからです。
変わる気がない人、変わることを決めていない人は、変わってはいきません。
また、人任せに「この人が私を変えてくれる」というのも違います。
変わることを決めて下さい。
まず決めるがあり、そこからセラピーは、始まるのです。
●受け入れることができない人
人は変わっていくときには、過程、進化があります。
それは新しいリソース・考えかもしれないし、受容かもしれないし、新しい決断かもしれません。
でも「自分が全て正しい、受け入れることはできない」というスタンスでいるとき、どんな素晴らしいリソース・気づき、新らたな決断などがあったとしも、気づかないまま、受け入れる(変化の)チャンスを失ってしまうのです。
そうすると、同じパターンの自分自身を繰り返すだけなのです。
セラピーを受けるには、どんな自分も新たなリソース・気づきなどを受け入れるスタンスで受けて下さい。
●こじらせている人
なぜ、こじらせているのか?
こじらせている人は、子供の頃に抑圧が起こった原因により、そのときに空想が楽なので、子供ながらに空想すると、空想癖がついてしまうのです。
そうすると生きている日数よりも、何百倍もの妄想をしているのです。
その内、現実と妄想の区別がつかなくなっていき、「自分の方が正しいのに、なんであいつはやらないんだ」と言うことになるのです。
自分ができること、できないことの判断が正しくできないため、同じことを繰り替えしてしまいます。
こじらせている人は、同じ失敗をしているのにも関わらず、それを受け入れられず、自分が正しいと思い込み、周りをコントロールしようとします。
ですが上手くはいかないのです。
幼少期のパターンは、本人の自覚がないほど、自然に溶け込み、無意識に同じことを繰り返しています。
こじらせている人には、エモーションフリーではなく、別のツールで対応します。
>> セラピーの流れ